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時間のA面で繰り返される、不思議なB面について

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アメリカ一辺倒では国益を失う大きな理由

Posted by zerosen560 on   0 comments   0 trackback

               日米同盟の正体 孫崎享 著   講談社現代新書

                迷走する安全保障     

                     03092624[1]

自衛隊て軍隊なんだけれども、陸上自衛隊はともかくとしても海上自衛隊は潜水艦を見つけるのは世界一、航空自衛隊は戦闘機を見つけて追いかけるのは世界一、他の分野はダメ。極東でのアメリカ軍の補完をするための軍隊として育成されているから日本の軍隊とは言えないのだ。日本には国民を外敵から守るためにバランスのとれた軍隊が必要なのだ。

先日ヒラリー・クリントン国務長官が来日した時に小沢一郎さんは「日本は日本の自衛隊で防衛します。日本の力でできないところはアメリカに手伝ってもらいたい。アメリカ軍は第七艦隊くらいでいいのではか。」と発言した。ヒラリーさんはアメリカに追従する政治家や官僚よりも小沢さんみたいな大人の意見をもった小沢さんともっと話がしったかったようだ。

60年安保、70年安保と大きな政治闘争があった。なぜ90年安保や2000年安保はなかったのだろうか。10年更新の安保条約が71年から1年更新となり2005年からは極東での安全保障条約から日米同盟代わりアメリカ軍が展開する戦場での日米同盟に変えられてしまった。国民の知らないうちにアメリカの下請け軍隊として地球の裏側まで着いていく軍隊に変えられてしまったのだ。

自衛隊を日本以外の国に派遣すること、「海賊退治」の美名のもとに軍艦を派遣することは侵略にあたる。軍隊を海外に派遣するには覚悟が必要だ。

国民は政治家を選ぶことはできるが官僚を選ぶことはできない。日本の独立を維持するために命がけで働く官僚を育てなければならない、優秀な官僚なら給料は高くてもいいではないか。

 

 


 

 

 

書評として著者である孫崎享さんと同じ元外務官僚出身のの天木直人さんの要約を転載しておきます。

1.日米安保条約は、2005年10月29日の日米外務・国防大臣間の合意
(日米同盟:未来のための変革と再編)によってとって代わられた。しかし
政府・外務省は、国民には、何も変わらない、といい続けてきた。

2.日米同盟関係というが、実態は、守屋元防衛次官が認めているように、
米国が一方的に決めたものを日本が従うだけの関係である。そもそも自主、
自立した安全保障政策を持たない日本なのだから、「共通の戦略」などあろう
はずはない。米国の戦略に従うほかはない。

3.日本に国際貢献を求める米国の狙いは、政治的に受け入れやすいものから
はじめて、最後は軍事協力に行かざるをえない状況にもっていくことである。
PKOや人道支援、文民協力を言い出し始めたのはその戦略のあらわれだ。

4.日本人は安全保障問題を軍事的、戦略的に考える事ができないので、経済
を絡ませて説得すればいい、と米国は考えている。石油に依存する日本は中東
問題に貢献しなければならない、などというのがその好例である。

5.危険の分担は求める。しかし自立した抑止力は決して持たせない。これが
米国の一貫した対日安全保障政策である。

6.米国の重要な外交は謀略でつくりだされてきた。南北戦争も真珠湾攻撃も
9・11も、それをきっかけに国民を戦争に駆り立てる謀略だった。米国は
北方領土問題でみずからの立場をわざと曖昧にし、日本とロシアを永久に
争わせる、それが米国の戦略だった。

7.日米同盟を唱える者たちは、米国の戦略が正しいと思ってそう言っている
のではない。損得勘定で得だと考えたからだ。「議論で勝って(正しい政策を
主張して)、人事で飛ばされる」、それが組織で生き残る知恵だ。なんと
寂しいセリフだろう。

8.いまの米国の安全保障政策の要は中東政策である。その米国と軍事的一体化
を進める日米同盟強化が、国益なのか。日本国民のためなのか。

9.日本ではいま、ミサイル防衛が国防の柱になりつつある。しかしそれは有効
ではない。ミサイルが真に怖いのは核弾頭を搭載した場合である。
  そしてそのミサイル攻撃に最も脆弱なのは日本なのだ。日本はミサイル戦争
をしてはならない国である。 
 
               天木直人さんのメールマガジンより

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