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イスラエルの会社が原子力発電所を管理。 

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「福島第一原発にイスラエルの会社の『謎』」(『週刊現代』平成23521日号)

 福島第1原発の警備システムをイスラエルの会社が請け負っていることは、事故の後広く知られるようになりましたが、この会社に関する記事が今週の『週刊現代』に載せられていますので、簡単に紹介します。

 イスラエルのマグナBSP社は、10年ほど前に設立された社員十数名の会社で、昨年から技術導入のため、東京電力と協議していたそうです。イスラエルの主要紙2紙は、こう報じています。

 「防衛会社マグナBSPが福島第一原発内に設置した監視カメラは、問題が起きている炉心を内部当局者の視点で撮影し続けている」(エルサレム・ポスト紙)

 「約1年前に導入されたマグナ社の警備システムは、(中略)放射性物質を入手しテロに利用しようとする敵対分子から発電所を守るため設計された」(ハアレツ紙)

 マグナ社の仕事は、原発内の放射性物質がテロリストに利用される(盗まれたり、原発を破壊する)ことを防ぐことにあるようです。監視カメラの設置も、そのためと考えられますが、別の目的も存在しています。マグナ社トップのハイム・シボーニ氏は、エルサレム・ポスト紙の取材に対し、「このカメラは放射性物質を感知することができる」と述べています。

 放射能漏れを監視するのも、マグナ社の仕事の一つなのです。福島原発内の様子は、放射線の影響で把握できないとされて来ましたが、マグナ社は建屋内の状況を知りうる立場にあります。この会社から得たデータを東京電力は公開すべきです。しかし、マグナ社の存在が言及されることはありません。何故なのでしょう?

 マグナ社について、原子力安全・保安院は、「福島第一に限らず、どんな機器を採用しているかは保安院に報告の義務はないため把握していない」と述べています。典型的なお役所の回答です。原発の安全を監視する部署が、原発内の警備システムがどうなっているか知らないはずはありません。もし本当にそうなら、職務怠慢で責任を追及すべきです。

 一方、東電も、自社で契約したにもかかわらず、「セキュリティに関しては一切お答えできません」とノーコメントで通しています。原子炉損傷で大量の放射能漏れという大失態を犯していながら、セキュリティがどうのこうのという厚かましさには恐れ入ります。マグナ社に関しては触れて欲しくないようです。

 今月7 日に「ウイキリークス」が公開した情報によると、2007226日付の在日米大使館公電で、米側は各地の原発に武装警備員を配置することを日本政府に要請しています。当時の日本政府は拒否したようですが、その後も同様の圧力が掛って、その結果、イスラエルのマグナ社に警備を依頼することになったのではないでしょうか? マグナ社は、他の原発でも一手に業務を引き受けているとされています。

 周知の通り、米国とイスラエルは一心同体ですから、現状では米国が原発の「警備」を担当しているのと同じ状況です。その目的が、テロリストの手から原発を守ることでないことは確かです。核兵器が目的なら、原発から燃料を盗むなどというまどろっこしい方法をテロリストは採らないでしょう。ロシア辺りから、スーツケース型の核爆弾が手に入るのですから。

 米国=イスラエルが原発を「警備(管理)」しようとする目的として、次の二つが考えられます。

 ①原発の利用に伴う核兵器開発・核武装を阻止する。(米国は核による報復を恐れています。広島・長崎の仇を討つことを唆した「オサマ・ビンラディン」が、このタイミングで殺されたのは深い意味がありそうです)

 ②原発事故などで放出された放射性物質の様子をモニターし、日本政府及び日本国民のコントロールに利用する。(独自の情報をリークすることで、不安や恐怖を煽る)

 福島原発内の監視カメラは、遠隔操作できるようです。ハイム・シボーニ氏は、「カメラの映像を受信するシステムに遠隔アクセスの設定もできるが、その許可は下りていない」と述べています。ということは実際には、イスラエルはもちろん、米国もカメラを覗いたり、放射線量を測ったりしていると見るべきです。そのデータは、日本管理のためのツールとなっていることでしょう。


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